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#7012◆
◇Semogue / #1305◇◆

 [ Boar Bristle / Painted Beech-Wood ]

 ¥1,500
(税抜、送料別)









イタリアを始めとするスペイン、トルコ、イスラエル辺りの地中海沿岸エリアのシェービングスタイルには欠かせないボアブラシ


いわゆる豚毛のブラシです。




Boar Bristle(ボア ブリストル)

Hog Bristle(ホグ ブリストル)



と、呼ばれています。




我が国 日本の理容商材では流通してるのを見かけることがありませんが、海外ではバジャーと並ぶ代表的なシェービングブラシの素材です。




そんな世界に数あるボアブラシの中でもイタリアOmegaと並ぶ有名ブランド

ポルトガルのSemogue(セモーグ)





ブナ材の削り出しにペイントされたハンドルの

1305 をご紹介します。
















通称: 1305 (サーティーン オー ファイブ)


Height: 109 mm
Loft: 52 mm
Handle: 57 mm
Knot: 21 mm


Made in Portugal




Excelsior(エクセルシオール) の文字が誇らし気なセモーグのフラッグシップである「1305」


Excelsiorとは、ラテン語で「優れた」とか「気品のある」とかの意。


サイズ的にもとても使いやすいボアブラシで、ウチでは乾く暇もないほどに常用しているブラシです。









右:新品の1305
左:サロンで半年ほど使い込んだ1305






サロンでの使用はお客様一人使用毎、日本理容師消毒法であるエタノール(濃度76.9%以上のアルコール)に10分以上浸す「アルコール消毒」を行っているので、アルコール灼けでしょうか?Omegaのボアブラシ同様に茶色に変色してしまってますが、使用感は全くもって問題ありません。


ボアブラシ特有の「使えば使うほどイイ感じに」育っています。


個人使用での通常の「洗浄&乾燥」の繰り返しでは、こんなに変色することはないでしょう。


アルコール消毒による変色だと思います。






日本理容師消毒法では「血液の付着、及び、血液のついた疑いのある器具の消毒」については、

・煮沸消毒(2分以上煮沸)


・エタノール消毒(10分以上浸す)

・次亜塩素酸Na消毒(10分以上浸す)


の3択です。



目に見える出血がなくとも、カミソリをあてた肌に直接触れるシェービングブラシは、お客様毎に使用後は規定の消毒法に準ずる処置は理容店では絶対です。




シェービングブラシは動物のナチュラルヘアですから、次亜塩素酸Naによる消毒は向いていませんし、煮沸消毒すれば一発で毛が縮れてしまいます。

(試しにシルバーチップのブラシを煮沸して、一発でダメにしたことがあります ^^;;)



なので、必然的に理容店でのシェービングブラシの消毒は「エタノール消毒」一択になります。




この茶色く変色したブラシは理容店ならではの 衛生の証 なのであります。
















使い込むにつれて広がるロフトのこの独特の開き具合はSemogueのボアブラシ特有です。

Omegaのボアブラシとは違う広がり方。



そもそも違う国のメーカーです。

材料として使われている毛質、品種自体が違うのでしょう。

ボアブリストルと言っても、SemogueOmegaは全くタイプの異なるボアブラシです。



Semogueの野性味ある荒々しい毛質はめちゃくちゃカッコイイと思います。











よく乾燥させたSemogueのボアブラシをひと撫ですると、この様にふわっとバラけます。


Omegaのボアブラシは使い込むにつれ毛先が枝毛状になるのが特徴ですが、Semogueのボアブラシは枝毛状になりません


Omegaのボアブラシよりも柔らかい毛が使われており、1本1本の毛先もとても細く、見た目に反して肌へのアタリはとても柔らかいです。














同等のロフトとノットである「Omega #80265」と比べても「Semogue #1305」の柔らかさがわかります。



Omegaのボアブラシはコシの強さを活かして先端部で手早くラザリングしたあとは「パタパタパタッ」と刷毛で塗る様な使い方で顔にラザーを塗り込んでいきますが、Semogueのボアブラシはしっかり肌に押し付け「円を描く様にフェイスラザリングする」基本的な使い方が良いです。



この辺りの違いは、イタリア製であるOmegaはイタリアのProrasoやCella、Figaroのソープを、ポルトガル製であるSemogueはポルトガルのAntiga Barbearia de BairroやMusgo Real、スペインのLeaやMyrsolのソープをラザリングすれば、「確かに理にかなってる」ということが理解出来ると思います。



それぞれ良さがあるので、その辺りを理解してウチでは選択するシェービングソープにより使い分けています。










この1305のハンドルはBeech Wood(ブナ材)を削り出したものにペイントが施されています。


このペイントがとても熱に弱いです。


毎回の使い始めにソーク(お湯に浸し柔らかくする作業)をしますが、あまり熱いお湯に浸けると、↑画像の様にペイントが歪み、シワシワになります。


気をつけても長い間使用していれば、こういった状態になると思います。






こういった品質の劣化をどう思うか?



僕は「使い込んだ感が出て、とてもカッコイイ」と思っています。


ジーンズやコットンシャツの着古したならではの風合いと申しましょうか。


とても、 シビレる感覚 です。











タオルスチーマーの上に置いておいたら、ペイント部が火ぶくれになってハゲました。



でも、イイ味 出てるっしょ?w



プロの道具、男の道具って感じです。



もちろん、こういったことに気をつけて大事に大事に使うのもアリだと思いますし、こうやって男の道具として使い込んだ風合いを楽しむのも一興かと。








ともあれ、相当な耐久性のあるボアブラシ。


バジャーブラシとはまた違った 少しずつ育てていく粋な愉しみ があるのがボアブリストルブラシの魅力です。





イタリアOmegaとはまた違う使い心地の

ポルトガル Semogueのボアブラシ「1305」





まさに Excelsior な1本です。















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